赤ちゃんに優しい社会へ。ベビーマッサージインストラクター 岩城はるみ(その2)

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ハル
こんにちは、ハル(@harumizuki423)です。この記事は、奈良市・生駒市を中心にベビーマッサージインストラクターとして活動している岩城はるみさん@KOJIKAnoOuchi)のドキュメンタリー記事の第2話です。まだ第1話を読んでない人は下のリンクからどうぞ!

 

▼連載第1話

関連記事:赤ちゃんに優しい社会へ。ベビーマッサージインストラクター 岩城はるみ(その1)

 

ハル
今回は、地元自治体の主催イベントにコーディネーターとして参加した岩城さんの様子や、生い立ちなどをお届けします。元教員からフリーに転向した岩城さんの事例から、「会社や役所に勤務しているけど転職を考えている」という方の参考にもなると思います。それでは、どうぞ! 

 

 

女性起業家として地元の自治体からの信頼も厚い

(NA)この日は、生駒市役所が主催する「スタイリングパーティー」というイベントのコーディネーターを任された。

市内の住宅街にあるギャラリーで、「自分らしい毎日の過ごし方」をテーマに、好きなことを活かして充実した毎日を過ごす登壇者3名の話に、参加者は聞き入っていた。

 

▼トークセッション登壇者(左から順に)

  • 自宅の隣の空き家を夫婦でリフォーム中の川端さん
  • 本格的なお料理とお菓子作りを楽しむ辻中さん
  • ハンドメイドのイベントなどにアクセサリー作家として出店する望月さん

 

辻中:私は自宅以外の場所に、自分のアトリエをもつことが夢なんですけど、そこで自分が企画したレッスンを開いたり、販売のためのお菓子を作ったり、そんな創作活動の場にできたらいいなと思っています。

私は料理っていうのは人と人をつなぐコミュニケーションツールの一つになっていると思うんですが、そのアトリエがよい出会いの場になれば良いなと思っていますし、たくさんの人に料理の幸せを伝えていけたら良いなと思っています。

 

岩城:「まだ子どもがまだ小さいしな…」とか、まだ一歩踏み出せないっていう方も中にはいらっしゃるかもしれないんですけど、たぶん今日のパーティーって、こういう実際にされた事例を聞いてみて、「あ、なんかこれだったら私にもできるかもしれない」って感じられるところに意義があるんじゃないかなと。

ちょっと「家を買う」っていうのはなかなかできないですけど。(笑)

でもね、自分の家の1部屋を変えるだけでも楽しいですもんね。規模感の違いはあるかもしれないですけど、それぞれが「やってみたいな」って思っていることを「一度やってみよう」っていうキッカケになったらおもしろいのかなと思いました。

 

ローカルテレビ局のインタビューに答える岩城

ローカルテレビ局のインタビューに答える岩城

 

──今日はイベントの名前が「スタイリングパーティー」ということでしたが、これからご自身をどんなふうに自分をスタイリングしていきたいですか?

岩城: ディスカッションの時にもそこにふれたんですけど、スタイリングしようと思ったらいくつかアイテムがあったほうが「これとこれを合わせる」っていうことができるので、みなさん女性であるということとか、中には母親であるとか、であるという立場や、働いている会社員っていう立場があると思うんですけど、それに何かもう1つ加えてさらに人生を楽しくするっていうことができたらいいなって思いました。

私自身も、何か今やっていることに1つ追加するなり、今やっていることをもうちょっと広げておもしろいことをしていきながら、自分自身の生活もスタイリングしていけたらいいなっていうふうに思っています。

登壇者・生駒市担当者との集合写真

生駒市役所いこまの魅力創造課 課長補佐 大垣弥生さん(写真一番左)

──岩城さんは、生駒市にとってどういう存在ですか?

大垣:岩城さんは、理想とする世界の実現に向かって信念を貫かれている潔い人。誰かを頼るんじゃなくて、筋を通して周りを巻き込み、1歩1歩確実に前進されている姿は、私たちのロールモデルになると思っています。

飾らず、隠さず、自分の意見をまっすぐ発信される姿がかっこよくて、私もはるみファンの一人です。

 

岩城の生い立ち

1982年8月31日、鳥取県で4人兄弟の長女として誕生

 

(NA)県内の公立高校を卒業後は、広島大学へ進学。バンド活動も行い、ボーカルやベースを担当していた。

 

(NA)卒業後は、大阪府立高校の教員として勤務し、高校生に数学を教え、バレー部の顧問も務めていた。

 

(NA)また、自他ともに認める高橋優の大ファンでもある。取材中も、「2018年中にはライブ以外で高橋優と会うことを目標にがんばって活動していく!!」と意気込んでいた。

 

 

岩城はなぜ教師になったのか

──もしかして金八先生に憧れて教師に?

​岩城:鳥取は映らんから。少なくともうちの家では映らんかった。(笑)

 

──なんで教師になろうと?

​岩城:うちの家は裕福じゃなくて。浪人するお金もないし。主席とまではいかなくても成績優秀で授業料免除してもらえる大学になら行っても良いって言われて。

家業があるわけでも無かったし。食べていける免許なり資格なりを取ろうとなると、思いつくのは教員免許くらい。高校の時の数学の先生が好きでそんなふうになれたら良いかなって思って。めっちゃ教員になりたいというより、それなら現実的なのかなって思って。

 

──教育実習はどんな感じでした?

岩城:一応小・中・高の教員になれるように免許はとったけど、小学校の教育実習に行った時に、「小学校の先生はできないな」と思って。(笑)

数学が好きだったから高校の教員になった。

 

──何年間、高校の教員を続けたんでしたっけ?

岩城:一応在籍は7年。でも、間に子どもの産休・育休を挟んでるから、実働は5年くらいかな。上の子が3才、下の子が0才の時に辞めた。

※卒業年度を担任した生徒からの色紙

※卒業年度を担任した生徒からの色紙

 

 

理想とのギャップ、自分だからできることはなんなのかを考え、教員からフリーへ転向

──やはり育児との両立がむずかしかったんですか?

岩城:公務員やから続けようと思えば続けられたけど、ライフスタイルが変わったそのタイミングで、自分のやりたいことをやってもいいかなって。もし、教員がしたければまた受けなおそうって思った。(笑)

 

──教員になる前と、実際になった後の価値観の変化は?

岩城:数学が好きだから教員になったけど、生活面からしっかり指導していかないといけないことも多くて、「若手教員がガンバレ」みたいなことも言われて。でもすごく嫌だったかというとそうでもなく、楽しさも感じたり。同僚にも救われたし、文化祭で「教員もオモロイことやろう」って​年配の先生を巻き込んでやろうとしたり。「え?そんなことやるの?」っていうことをやるのは好きで。だから、すごく嫌だったかというとそうでもないんやけど、理想とのギャップは確かにあったかも。

 

岩城:上の子の育休中にベビーマッサージの教室に通う側として行って、「こういう仕事あるんや」って思って。学校に行ってなる仕事って企業や公務員という限られたものだと思ってた。ベビーマッサージの仕事なんて知らなかったから。

「公務員は安定してる」とか「後悔するよ」って言われて、その時は転職までは考えず復帰したけど、下の子を産んだ後、ライフスタイルもさらに変わるしベビーマッサージの仕事も気になってるから、「仕事変〜えよ」って。

 

──教員の時の印象に残っているエピソードはなんですか?

岩城:教育って学校だけじゃどうしようもないっていうのを痛感して。学校でいくら指導しても家庭だったり、まち全体の環境が大事だし、教育に携わるっていうのは学校現場以外でもできる。その気持ちは今にもつながってると思う。

ベビーマッサージでも小さいときからの親子のコミュニケーションのとり方で子どもの自己肯定感が上がるとか、教育へのアプローチは教員を辞めてもできると思った。産休・育休で現場を離れて良かった面もある。ずっと現場にいると見えないものもあるから。

教員とベビーマッサージの両方の経験から、「自分にできることはなんなんだろう」「本当の課題ってなんなんだろう」と考えられるようになったのは大きいかな。​

 

──なぜヨガも始めるようになったんですか?

岩城:ベビーマッサージに来ているママはベビーマッサージを習いに来ているだけではなくて、息抜きというか友達づくりの場として楽しんでくれてるけど、子どもが歩き出すとベビーマッサージできなくなるから卒業するのね。

今度はママが自分の身体のメンテナンスができるよう、子連れで参加できるヨガ教室をやろうと思った。産後はいろんな場所のバランスが崩れるし。

 

──レッスンを始めるために、ヨガはどこか習いに通っていたんですか?

岩城:ヨガ教室をやっている人がいて、そこに通ったり、民間資格を発行をするところの講座を受けてインストラクターの資格をとった。でも本気でヨガのみをやってる人からすると怒られる。私は「教室でヨガをしたい」っていう考えでスタートしてるから。邪道。(笑)

でも、ママもめちゃくちゃヨガを極めたくてくるわけじゃないし、身体のメンテナンスと子連れで来れる場所を提供できたら良いかなと。子どもが機嫌よくしてたら勝手に遊ぶし、機嫌悪かったら抱っこしながらでもできるポーズもあるし、休憩してもらってもいいし。

 

──子どももヨガをするんですか?

岩城:3才とかになると、ママと同じポーズをしたり。めちゃくちゃカワイイ。

 

 

岩城の人間性に迫るため、休日に好きな場所を案内してほしいとお願いしてみた

(NA)奈良市内の三条通にある奈良市観光センター「ナラニクル」の、この​アイスが好物らしい。

 

──チョコといいアイスといい、甘いものが好きですね。

岩城:おいしい。アイス好き。カキ氷も好き。あ、でも辛いものも好き、「ハッピーターン」とか。(笑)

 

​──ドキュメンタリー制作なのに、タメ口ですよね。

岩城:そんなんどうでもええねん。

教室でも最初は丁寧に話してたけど、6年くらいこの仕事やってると自分よりも若い人も増えてくるから調子乗ってしゃべってしまう。(笑)

 

 

鹿を愛し、鹿に愛された女

──「KOJIKA no Ouchi」っていうネーミングからして、鹿が好きなんですよね?

岩城:鹿への愛が止まらへんから。時間がある時とかは奈良公園に行って鹿の写真を撮って帰ってたけど、最近全然行けてない。

岩城:去年の夏にさ、鹿ヨガをしたの。

岩城:朝だと車が全然通ってなくて鹿が道を横切ったりとか、鹿だけの世界みたいでめっちゃ感動した。こんなところで生活したい。

 

(NA)春日大社内にある「鹿音」のソフトクリームがお気に入りということで、また撮影中にもかかわらずアイスを食べ始めた。

 

(NA)世界的にも都市空間と動物が共存しているのは奈良公園くらいだ。奈良公園の鹿といえば、鹿せんべいが有名。

 

(NA)鹿せんべいを手に入れた直後に鹿におねだりをされていた。

 

(NA)久々に奈良公園や若草山山頂の鹿と戯れながら、癒やしの時間を過ごせたようだ。

 

連載第3話につづく。(6/1配信予定)

 

 

 

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***

編集後記

ハル
新聞や雑誌、テレビなどメディアにたびたび出演されている岩城さんですが、この連載第2話では、生い立ちやプライベートの部分を紹介しました。ユニークな人間くささを感じてもらえたのではないでしょうか。次回は、岩城さんが今挑戦している、世の中の”悪い常識”を”良い常識”に変えていく「ALRIGHT BABY」プロジェクトについて紹介します。お楽しみに!「岩城さんの活動を応援したい」と思った人は、シェアしてもらえたら嬉しいです。

 

 

 

「ベビーマッサージインストラクター 岩城はるみ」の連載記事一覧

連載記事その1

連載記事その2(今回)

連載記事その3

連載記事その4(6/2配信予定)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ストーリークリエイター。公務員歴14年で退職し、「ストーリー」を武器にAI時代の生き抜き方を実践するノマドワーカーへ転向。 奈良をおもしろくするプロジェクト「編集奈良」と、そのメディア「ならマガ」 で活動中。