赤ちゃんに優しい社会へ。ベビーマッサージインストラクター 岩城はるみ(その3)

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ハル
こんにちは、ハル(@harumizuki423)です。奈良市・生駒市を中心にベビーマッサージインストラクターとして活動している岩城はるみさん@KOJIKAnoOuchi)のドキュメンタリー記事の第3話です。まだこれまでの連載を読んでない人は下のリンクからどうぞ!

 

 

ハル
今回は、岩城さんの挑戦ストーリー。赤ちゃんに優しい社会を実現していくプロジェクト「ALRIGHT BABY」についてお届けします。どうぞ! 

 

 

***

 赤ちゃんに優しい社会へ。ALRIGHT BABY プロジェクト

(NA)あなたは、赤ちゃんを連れて電車内や飲食店などの場所に出かけた時、赤ちゃんが大声で泣いてしまい、泣き止ませるのに困った経験がないだろうか。周囲がどう思っているのかまでは目に見えない。

(NA)赤ちゃんを抱っこしているママに席を譲ったり、「気にしないで」と声かけがしにくい雰囲気がある今の日本社会に対し、岩城は違和感を抱いていた。

 

岩城と三原賢治さん

岩城と三原賢治さん

 

(NA)そこで岩城は、社会全体で優しい気持ちを持って赤ちゃんの成長を見守っていけるようにしていくため、2017年4月に、奈良市のデザイン事務所「amanojack design」の三原賢治さんと、「ALRIGHT BABY」プロジェクトを開始。

(NA)このプロジェクトは、「ALRIGHT」の意味どおり、「赤ちゃんが泣いても大丈夫だよ」「ベビーカーでも大丈夫だよ」という善意のサインのロゴマークを目に見える形で、子育ての非当事者側から先手を打って発信していこうというものだ。

ロゴマークの示し方として、スマホなど見えやすいところに貼ることができるステッカーや、缶バッジやキーホルダーがある。

ステッカー

ステッカー

缶バッジ

缶バッジ

キーホルダー

キーホルダー

 

 

プロジェクトを理解してもらうためにこれまでいろんな場所でプレゼンやメディア出演を行ってきた

(NA)2月某日、年齢や職種を超えて未来の日本に向けてプレゼンするイベント「PrsnT LIVE Osaka」のスピーカーとして招かれた岩城を取材した。

 

岩城:これまでいろんな新聞や雑誌、ラジオなどに出演させていただきました。

 

岩城:嬉しいことに全国面に載せていただくことが非常に多くて。地元だとこういう活動してたら取り上げようとしてくださるとは思うんですけど、全国面で、大きい時は一面で取り扱っていただいたり。やっぱり全国的に「こういうことって大事だな」って思っている方が多いことに嬉しく思っています。

 

MC:これはマタニティーマークとはどう違うんですか?

 

岩城:マタニティーマークやBABY IN CARマークは、妊婦さんや子育てをしている親などの当事者側が付けるものなんですね。

 

MC:どうかすると当事者側が「すみません」みたいな感じになっちゃいますね。

 

岩城:「別にごめんなさい」っていうことでもないから。周りにいる子育ての非当事者の方が子育てしている人に「ごめんなさい」って言わせないように寛容な気持ちでいることを先手を打って示してしまえば「ごめんなさい」って言わなくていいわけですよ。

 

MC:なるほど! でも、なんでこの活動をしようと思ったんですか? このプロジェクトは岩城さんが稼ぐためのビジネスではないですもんね?

 

岩城: ベビーマッサージの教室をやっているので、ふだんから赤ちゃん連れのママさんと接していて、「電車乗る時気をつかうわ…」とか、「今度帰省で長時間電車に乗らないといけないから気が重いな…」とか言っているのを聞いていて、それに対してのモヤモヤがあったんです。

このプロジェクトをやろうと思った決定打は、Facebookである方が仕事上のルール違反というか、マナー違反について書いてはったんですね。それに対してその方の友人が、「そうだそうだ」と加勢して書いていたところに、「最近では小さい子連れの母親が我が物顔で市民権を得たような顔をしてレストランに入ってくるしね」って書いてて。

元々の投稿者はそんなことを書いてないんですよ。投稿者は仕事の事で「それは迷惑だろうな」って思えるようなことを書いてたんですけど、コメント欄でそういう意見がポンっと入ってきて。Facebookって比較的個人が特定できる状態のものだと思うので、おそらくその方は悪気があったりとか、八つ当たりで書いているんじゃなくって、正論だと思ってはるんですね。それが常識だと思っていて、悪気はない。そこが結構怖いところかなと思って。「市民権ないと思われてるのか母親は!」って思ってしまいましたね。そういう風潮を変えないとマズイなって思ったのが「やろう」と思った最後の決定打でした。

 

MC:相性が良いなって思ったのは、ALRIGHT BABY車両だなと思いました!電車の!

 

岩城:泣いても構わないですしね。

MC:泣いても構わないし、泣いてもOKの人がそこにいるっていうことですもんね。

 

 

徐々に広がるプロジェクト賛同の輪

(NA)この岩城のプレゼンがきっかけとなり、プロジェクトの意義を理解した人がステッカーやキーホルダーを購入していた。

 

(NA)また、このイベントで演奏を披露していたシンガーソングライターLIKALIFEとの出会いにより今後おもしろいコラボレーションが生まれそうだ。

 

 

(NA)奈良市、生駒市の自治体をはじめ、企業やカフェ経営者など、賛同の輪がひろがっている。

 

(NA)最近では、NHK奈良放送局の番組に出演したことがきっかけとなり、テレビ局内にステッカーが掲示されるようになった。

 

社会学者の古市憲寿氏のTwitterでも紹介された。

 

プロジェクト賛同者の声

奈良カフェと雑貨の店「Intime(アンティーム)」オーナー 加来慎太郎さん

奈良カフェと雑貨の店「Intime(アンティーム)」オーナー 加来慎太郎さん

加来:めっちゃ賛成です!ぼくらも昔は子どもやったんでね。みんなに迷惑かけてたけど、大人たちが見守ってくれて育ってきたし。それを繰り返すっていう意味でも、生きやすい世の中になってくれたらみんなハッピーです。良いと思います!

 

生駒市内のカフェ「hygge(ヒュッゲ)」山田知子さん

生駒市内のカフェ「hygge(ヒュッゲ)」山田知子さん

山田:銀行とか待ち時間が長いじゃないですか。そういう組織がやっていけば世の中がそういう動きになって、良い方向に進んで行くんじゃないかなと思います。

 

(NA)このプロジェクトの開始から約1年が経った今、岩城はどんなふうに感じているのだろうか。

素直な実感を聞いてみることにした。

 

連載第4話(最終話)へ続く

 

 

 

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編集後記

ハル
連載最終話は、生駒市のKOJIKA no Ouchiのスタジオにて、「ALRIGHT BABY」プロジェクトに挑戦していて感じている課題や、これからの目標について話してもらいました。最終話もお楽しみに!「岩城さんの活動を応援したい!」と思った人は、この記事をシェアしてもらえたら嬉しいです。

 

生駒市にあるスタジオ「KOJIKA no Ouchi」にて

生駒市にあるスタジオ「KOJIKA no Ouchi」にて岩城さんにインタビュー

 

 

「ベビーマッサージインストラクター 岩城はるみ」の連載記事一覧

連載記事その1

連載記事その2

連載記事その3(今回)

連載記事その4(6/2配信予定)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ストーリークリエイター。公務員歴14年で退職し、「ストーリー」を武器にAI時代の生き抜き方を実践するノマドワーカーへ転向。 奈良をおもしろくするプロジェクト「編集奈良」と、そのメディア「ならマガ」 で活動中。