ハロー公務員(グッバイ公務員 #9)

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元県庁職員、公務員歴14年の

ストーリークリエイター

ハル(@harumizuki423)です。

 

この記事は、ぼくの著書「グッバイ公務員」の

エピソード#9 ハロー公務員」の内容を無料公開しているものになります。

 
 

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***

 

安定の象徴「公務員」に対するあなたのイメージは?

  • 世の中のために積極的に働くことができる
  • クビになることがなく終身雇用が約束されている
  • 民間企業よりも残業が少なく、休みがとれてラクそう
  • 役所の中でのデスクワークが基本

公務員になる前のぼくの「公務員」のイメージはこの4つ。

 


専門学校の先生やクラスメイトからの影響もありました。

長引く不況の中で働いていくにあたっては、とてもポジティブなイメージでした。 

 

一方、ネガティブなイメージとしては、テレビの報道番組などで公務員の不祥事のニュースが度々流れていたので、自分も「税金泥棒!」とか言われるのかもしれないと思っていました。


「公務員」と言っても、国、都道府県庁、市区町村役場という単位で役割が違いますし、ローカルごとに文化も違います。

この本ではぼくが経験したことについてお話しします。

 

 


▼奈良県庁に採用されてから退職までの経歴

200441日の辞令交付式で伝えられたぼくの配属先は、県庁内の部署ではなく、橿原市という奈良県の中部にある奈良県立医科大学でした。

主に、大学と病院の予算・決算業務や、経理全般をおこなう業務を3年間おこないました。

 

その後、県庁の土木部へ異動し、道路管理業務を3年間。

ここでは道路工事が終わった後、車を通行させる前に道路敷地の中に民有地が入っていないか、車が走って危険がないかなどを審査していました。

また、ここでは120件ほど道路に関する苦情や相談の電話や来訪があり、3年間で延べ10000は対応していたことになります。

これまでの経理業務と違い、土木事務所の職員や住民の方とコミュニケーションを取りながら仕事をする力が必要であることや、業務内容が180度違うことに戸惑いました。

 

さらに係員3名が総入れ替えだったため全員1年目。相談し合うことができません。

 


「医大で3年働いて少しは仕事できるようになったと思ってたんやけどなぁ……またイチから勉強し直しかぁ……

 

配属初日のJR奈良駅までの帰り道、孤独感と新規採用職員に戻ったかのような情けない気持ちを抱えながら、人通りの少ないところを選び、涙を流しながら歩いて帰ったことを今でも覚えています。

 

そしてその次は、医療の部署へ異動し、精神保健福祉と自殺対策の業務を4年担当しました。

 

特に次の法律による業務が大半を占めていました。

警察官は、職務を執行するに当たり、異常な挙動その他周囲の事情から判断して、精神障害のために自身を傷つけ又は他人に害を及ぼすおそれがあると認められる者を発見したときは、直ちに、その旨を、最寄りの保健所長を経て都道府県知事に通報しなければならない。(精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第23条)※当時は24条

 

法律の条文なのでカタイ表現でイメージしにくいかもしれませんが、この法律に則り、警察に保護された、ご自身または他人を傷つけるおそれがある方を精神科病院まで車で移送し、精神保健指定医という資格をもった医師の診察に立ち会う業務に就いていました。 

 

診察結果によっては、医療及び保護のために本人の同意がなくとも入院していただく措置をとっていたのです。この立ち会い業務を初めて終えた時、

 

「公務員にもこんな仕事があるんか……と衝撃を受けていました。4年間で延べ500回ほど診察の立ち会いをしました。

ここまでが公務員となって10年の経歴になります。

 

 

▼人事異動は3~4年周期

奈良といえば、奈良公園の鹿や、東大寺の大仏。修学旅行先や、海外からの観光客も多く訪れる観光地のイメージではないでしょうか。日本国のはじまりの地としての長い歴史や、育まれてきた文化に魅力を感じている方も多いと思います。

そのイメージは、職員としても同じ。

 


ぼくは、10年目まで「奈良県で働くからには観光や歴史・文化を担当する部署で働きたい」と、異動を希望していましたが、その願いは叶いませんでした。

 

公務員といっても人間ですから、自分が希望の部署に配属されたらやる気も出るし、自分の得意なことを業務で発揮できればやりがいも感じるものです。

 

ぼくは、公務員歴14年間のうち、一度だけ希望が叶った経験があります。

それは、県のPRをする「広報」の仕事です。

 


採用10年目に、このPRの仕事に出会い、仕事の楽しさを理解することができましたし、何より自分の好きなことがわかったのです。

 

この仕事に37ヶ月就いた後、生活保護や生活困窮者の方を支援する業務に異動となりましたが、その5ヶ月後に退職することにしました。

 

この第2章では、

  • 公務員として働き、どんな経験をしたのか 
  • どんな人との出会いがあったのか
  • どんな業界なのか

などを中心にお伝えします。

 

 

***

 

著書の紹介

この著書「グッバイ公務員」では、

公務員として14年間勤務したぼくの経験エピソードや、

今の時代に公務員になることのメリット・デメリットを紹介しています。

 

全国の書店、Amazon楽天ブックスオンラインストア(サイン本)にて販売しているので、この記事を読んで興味をもたれた方は、チェックしていただけるとうれしいです。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

HARU/ストーリークリエイター

35歳、2児の父だけど公務員歴14年で退職してフリーランスに。著書『グッバイ公務員』を書籍化するためクラウドファンディングを行ったところ、38日間で115人から609,806円を支援してもらいSUCCESS!!/”安定を捨てての挑戦”を身をもって示します。職業:ストーリークリエイター