フリーランスの世界に飛び込んで見えたもの(第1話)

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自由と挑戦の間で見えた景色

2018年4月2日、月曜日。

公務員を退職し、今日から本格的に新生活が始まる。

公務員時代は朝は6時、夜は遅い時は10時頃に帰っていた。大阪から奈良まで往復3時間以上を電車の中で過ごしていたので、朝は慌ただしく準備し、夜はバタンと倒れるように寝る生活。時間があれば、PRを学ぶために本を読んだりセミナーに通ってそっちに時間を費やしていた。

 

子どもともあまりふれあっていなかったが、気づけば長女はもう小学生1年生。

正直にカミングアウトするが、ぼくは子煩悩なタイプではない。

世間的にみたら父親失格といってもいいそんなぼくだが、今日は通勤・通学のために駅に向かうサラリーマン・OL・学生とすれ違いながら長女と手をつなぎながら小学校へ送っている。

そこで、世界の見え方が変わっていることを感じた。

 

 

「なんだこの感覚は」

 

 

なんとも言いようの無い不思議な感覚。

花の色も鮮やかだ。

鳥が飛んでいるのも目で追ってしまう。

前から吹いて来る風が気持ちいい。

太陽の生命力を感じる。

これらは、極めて人間らしい感覚だ。

 

 

少し具体的に言ってみる。

小学生の時に自転車で20分ほどの場所にある友人ユウキの家によく通った。

格闘ゲームや人生ゲームをワイワイと楽しみ、17時頃に家に向かうと、いろんな家から夕食の香りが漂ってきた。

 

そんな感覚に似ていた。

自由とは、こんなに清々しいものなのか。

 

 

しかし、それと同時にある言葉が浮かんだ。

フリーランスの安藤美冬さんが、ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演した時に言っていた言葉で、「フリーランスとして自由に生きていくには100%自己責任で生きていくのと同義なんです」という言葉だ。

 

もちろんやる気はある。

  • ドキュメンタリー映像やストーリー記事の制作
  • 本の執筆
  • 講演・トークイベント
  • 自分を知ってもらうためのブログ記事・SNS

やりたいことはたくさんある。

長女を学校に送り、家に戻ってカフェに移動しながら、「これは自分で選んだ道だし、仕事は待っていてもやってこないから自分でつくっていく必要がある!自由であるからこそ誰にも環境にも文句は言えないし、全責任は自分にあるのだ」とやる気を高めていた。

 

 

根本的な課題は「やり方を考えるクセ」からの脱却

ブログ「#物語解体新書」の過去記事を見ると、「やり方」を解説したノウハウ記事が多いことがわかる。

自分が何かを経験したら記事を書く。

本を読んだらその感想を書く。

 

実際の経験によるものなので、「役に立ちます!」という感想をもらっていたが、「方法」という悪魔に負けそうになっている自分がいたのだ。

 

ぼくたち日本人は、

「どうすればもっと効率的にやれる?」

「要領よくやるためにはどうすればいい?」

「役立つ情報はどこにある?」

そんなふうに「今すぐに役立つ情報」を追い求め、生活の中で消費している。

 

まるで機械みたいじゃないか。

形は人間でも、「心」が感じられない。

 

 

ぼく自身も、14年間組織で働いてきた人間。

「やり方重視の世の中に物申す!」と思っていても、ついつい「やり方」を考えてしまうクセから抜け出せずにいた。

公務員業界内では変わり者と言われていたぼくだったが、その業界を出たらとてつもない変わり者がいるのも知っていく。

しかし、自分はまだ自分の中の思い込み、枠や殻を破りきれずにいた。

 

 

 

退職前後は、支援・応援者が現れるが…

「35歳、2児の父で14年勤めた公務員を辞めて自分のやりたいことをやる」という変わり者に対し、あたたかいメッセージをTwitterやFacebookのDMにいただくことや、支援してもらえることが多い。人生の再出発に贈るギフト、横文字で「リスターターズラック」とでも言えるだろうか。

「自分は〇〇をやりたい!」という企画をフレンドファンディングアプリの「ポルカ」に投稿したら「応援してます!」「いつもお世話になってるから!」と支援をしてくれる人がいたし、noteで月額マガジンや有料記事を書けば購読してくれる人もいた。

前職のある先輩で「餞別、渡せてなかったからな」と、ポンと10,000円の支援をしてくれる人もいたし、「HARUさんに動画編集お願いしたい!」と言ってくれる視覚障害児をもつママのサポート活動をしている西田梓さんからのオーダーも、全てが本当にありがたい。

 

「してもらえることが当たり前」「仕事があるのが当たり前」なんて思わない。

感情の揺れが全く違う。

 

 

これは、その頃ちょうど、健康保険料や住民税、国民年金の毎月の支払額の通知書が届いたことも影響している。

「なんだこれは…これだけで毎月6〜7万円かかるのか」

 

毎月これほど天引きされていたのかと驚いた。

役所に問い合わせをするものの、「前年の収入が対象になりますので」との一言で終了。(笑)

 

フリーランス1年目のギャップだ。

徐々に口座の残高が減り始めるにつれて焦りが出始めてきた。

 

 

しかし、その時、幼稚園からの幼なじみのアーちゃん(仮称)からLINEにメッセージが入った。

「自分自身のことをハッキリ理解できてる??今度の土曜日、夢を実現するために必要な”心”を作る講座を開くから聴きに来うへん?」と。

 

 

このメッセージが、その後のぼくの人生を変え、「ストーリークリエイター」という職業が生まれるきっかけとなった。

 

次回へ続く。

 

 

次回予告

自分自身のホンネ、目標設定や課題整理を明確にし、自律的成長につなげる「メンターリング」との出会いによって、HARUは「やり方」ではなく「自分自身の在り方」の答えを見つけていく。

ライターとは全く異なる新時代の職業「ストーリークリエイター」とは——。

 

次回:フリーランスの世界に飛び込んで見えたもの(第2話)準備中

 

 

 

▼ストーリークリエイターHARUの人生ストーリーページ

https://harumizuki.me/story-haru/ ‎

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

HARU/ストーリークリエイター

35歳、2児の父だけど公務員歴14年で退職してフリーランスに。著書『グッバイ公務員』を書籍化するためクラウドファンディングを行ったところ、38日間で115人から609,806円を支援してもらいSUCCESS!!/”安定を捨てての挑戦”を身をもって示します。職業:ストーリークリエイター