これからの時代も公務員は安泰?歴14年の元公務員が思う将来性とは

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公務員志望の女子大生
公務員の安定性や将来性を知りたい。自分にはやりたいことがあるけど、親から「公務員になると一生安泰だよ」と公務員になることを勧められる。元公務員のリアルな意見を知りたい。

 

 

本記事では下記の内容を解説します。

  • 公務員がこれからの時代でも定年まで働けるか、求められる公務員像とは
  • 公務員の定年後はどうなるか

 

 

✔︎この記事の信頼性

この記事を書いているぼくは、元奈良県庁で公務員として14年働いていた経験があります。

また、その経験を著書「グッバイ公務員」に書いて全国出版をしています。(Amazon楽天ブックスでも販売)

 

現在はストーリークリエイターという肩書きで、密着・インタビュー取材をして記事や動画の制作を仕事にしています。

HARU(@harumizuki423)といいます。

 

 

ぼく自身も元公務員ですが、

「公務員になると安泰だよ」

「一生幸せだよ」

という親の言葉を信じて公務員になったものの、辞めてしまった後輩や友人がいます。

 

関連記事なぜ彼女は公務員を退職したのか?元草津市役所職員 吉川真実

 

 

今回の記事では、主に次の2点について説明していきます。

  1. 公務員は定年まで働けるか、求められる公務員像
  2. 公務員の定年後はどうか

 

 

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これからの時代も公務員は安泰?歴14年の元公務員が思う将来性とは

定年まで働きたいのであれば、あなたが働きたい自治体が人口減少によって消滅しないかどうかのチェックが必要です。

ぼくも公務員時代に『地方消滅』という本を読んで「これからは人口が減って、こんなに自治体が無くなってしまう可能性があるんだな」と驚きました。

 

このままでは896の自治体が消滅しかねないー。

減少を続ける若年女性人口の予測から導き出された衝撃のデータである。 (著書より)

 

この本の中で、「人口がどうなっていくかは、経済がどうなっていくのかよりも見通しの精度が高い」と書いてありました。

これまでの時代はドンドン人口が増えてきたので増えるのが当たり前で、人口のことを気にも留めていませんでした。

若年女性の人口が減っている現状を見ると、確実に人口が減っていくのは確定します。このデータを元に予測できてしまうから将来どれぐらいの人口になるかも把握できます。

 

 

公務員として安泰、定年まで働くためには受験する自治体をしっかり選ぶべき

「公務員=安泰」ではありません。

 

財政破綻した有名な北海道の夕張市では、課長級の給料が17万円という事実を知っていますか?

NHKスペシャル取材班の記事の夕張市破綻から10年「衝撃のその後」若者は去り、税金は上がり…』を読んだんですが、これも衝撃な内容でした。

 

「定年まで働きたい」という思いを優先するのであれば、人口が伸びているor若い世代が多い市町村を受験しましょう。

 

でも、「このまちをなんとかしたい!」という特定の地域に対して愛着があったり、強い思いを持っている人であれば別です。

その思いをぜひ、その地域のために注ぎましょう。

 

これからの時代、「まちの安定なくして、公務員の安定はない」です。

まちを残していくためには、これまでとは違って働き方への意識をガラッと変える必要があります。

 

その理由を具体的に説明すると、「人口が減る=税収も減る」からです。

つまり、住民が「お客さん」ばかりだと、職員のマンパワーもかかるし予算も必要になって、役所は疲弊します。

これからは一緒にまちを経営していってくれる仲間の市民を増やさないといけないです。

 

企業、NPO、地域団体、住民、学校、フリーランスなどの関係者をつなぎ、まちを経営するコーディネーターとして動く公務員がこれから求められます。

 

従来の「お役所仕事」と言われるような、偉そうな上下関係で住民に接したりは絶対にNG

顔の見える対等な関係で、みんなでまちを経営する時代です。

 

定年まで働けるかどうかは、いかにまちを経営して

  • ここに住み続けたい、働きたい
  • あのまちを訪れたい

という人々の気持ちを生み出せるかにかかっています。

 

公務員だからこそできることです。

すごく大事なキーパーソン、職業ですね。

 

 

公務員の定年後はどうなるか

「定年まで勤められても十分な年金がもらえないかも…」と思っていませんか?

公務員の年金の財源がいつまで保つか…です。

 

公務員等が加入していた共済年金については、2015年10月に厚生年金に統合(一元化)され、「廃止」されました。

公務員だから特別な枠ではなく、会社員と一緒の年金制度になったということですから、期待できないですね。

 

そうなると、定年後も自分で稼いでいくチカラが必要になります。

 

世の中では副業を解禁していく会社が増えてきていますが、公務員の副業解禁は全国的には認められていません。(神戸市・生駒市では一部NPOなどの活動はOK)

非常に身動きが取れない状態です。

 

 

公務員はよく「辞めたらツブシがきかない」といわれます。

実際に14年勤務していて「役所内ではスペシャリストが育ちにくい」と感じていました。

 

それは3〜4年周期で人事異動があるため、その間に専門家レベルまで知識を身につけてたり経験値を上げないとスキルが身につかないからです。

 

希望の部署に異動できなかったからといって、「3年我慢して次に希望の部署にいけたら良いな」とイヤイヤやっていてはスキルが身につかないからマズイですね。

 

逆にいうと、3〜4年周期で異動できる環境なので、その新しい部署で専門性・スキルを身につけて、SNSなどでの情報発信力も掛け合わせることができたら、定年後や独立した時の強い武器になります。

 

フリーランスとして活動していて感じるのは、ビジネスは

  1. 商品やサービスを作り出す力
  2. 必要な人に届けられる発信力

の2つの力が必要ということです。

この力を在職中に磨いておかないとマズイですね。

 

 

 

まとめ

  1. 定年まで働きたければ受験する自治体が消滅する可能性が高いかどうかはチェックすべき
  2. 消滅可能性があるけど愛着のある自治体で働きたい場合は「まちの安定なくして公務員の安定はない」というマインドを持って働くべき
  3. 公務員として働きながらスキルを身につけて、定年後・独立後も自分で稼げるように準備すべき身につけておくべき

 

 

今回の内容は、これから公務員を目指す方には結構ショックな内容だったかもしれません。

しかし、「定年まで働けるかどうか」で就職先を決める時代は終わっています。

 

親や先生や周りの人が思い込みで

「公務員はラクだよ」

「公務員は安泰」

と話していても、そのまま鵜呑みにするのは危険です。

 

公務員になってから「こんなはずじゃなかったのに」とならないように気をつけていただければと思います。

もし、「もっと詳しく公務員のことを知りたい」と思われているのであれば、下の関連記事もご覧ください。

 

関連記事ついに出ました。公務員を目指す前に読むべきなのは過去問よりもこの本

 

 

 

HARU(@harumizuki423

 

自己紹介公務員歴14年で退職しフリーランスへ。HARUの人生ストーリー

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

HARU/ストーリークリエイター

35歳、2児の父だけど公務員歴14年で退職してフリーランスに。著書『グッバイ公務員』を書籍化するためクラウドファンディングを行ったところ、38日間で115人から609,806円を支援してもらいSUCCESS!!/”安定を捨てての挑戦”を身をもって示します。職業:ストーリークリエイター