公務員の悪いところ?職員が悩む「立替え払い」の実態とは

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公務員志望のキヨさん
民間企業であれば、営業マンはお客さんとご飯を食べて「経費で落とす」こともあると聞きました。公務員の場合はそのようなことはできないと思いますが、一旦何か商品を買ったりお金を立て替えておいてあとで精算するということもあるのでしょうか?

 

こういった質問について、お答えします。 

 

この記事を読むメリット

  • 公務員の「立替え払い」についてイメージが広がる

 

 

元県庁職員、公務員歴14年の

ストーリークリエイター

ハル(@harumizuki423)です。

 

民間企業であれば、お客さんとご飯を食べて

「経費で落とす」っていうことは営業マンなら

日常的な光景なんだと思いますが、

接待のない公務員にはこんなことは無縁です。

 

自分で払っておいて、

後でその金額を会社から払ってもらう

「立替払い」そのものが

公務員はできないようになっています。

 

今回はこの

「公務員の立替払い」

について説明します。

 

 

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立替払いとは

必要な物やサービスを受けたときに

自腹で支払いをしたうえで領収書をもらい、

後で精算処理をすることで

会社からお金を返してもらうシステムです。

 

公務員は法律で立替払いが

そもそも認められていません。

 

「なんだ、そんなことか」と

思われるかもしれませんが

実はこれによって

自腹を切っているケースもあるんです。

 

 

自腹を切るパターンとは

例えば、

役所のイベントで講演会などを開催するとき、

講師の方にお水を出すことがあります。

 

会社員の方ならコンビニかどこかで

ペットボトルを購入し、

「領収書ください!」って感じで

領収書を取っておけば、

後からペットボトル代が返ってきます。

 

 

では、立替払いができない公務員ならどうするか?

 

「購入伺い」という書類を作成し、

所属長などしかるべき権限のある方の

承認をいただきます。

 

その承認を得たら、

次は「業者選定」という手続きに入ります。

 

 

少額の場合は素早く対応してもらえる業者さんに

お願いすることができますが、

少し高額の物品なら「見積合わせ」という

簡易的な入札のようなことをする必要が出てきます。

 

 

そして、業者が決まれば発注となります。

この業者さんは、たとえ水1本であっても

わざわざ役所まで届け、

届けましたという証明を受けなければなりません。

 

行政の非効率なところになります。

でも実際には、仕事が忙しくて

1本のためにここまでやってられない場合、

自腹で買って講演者に渡している人もいます。

 

 

その他、自腹になるパターン

代表的なのは駐車料金です。

公用車に乗って出張に行ったときに、

現地で無料の駐車場がなく、

しかたなくコインパーキングに停めるような場合って

ちょいちょいあるんですね。

 

この清算ができないから、

これは自腹になるんです。

 

もしこれを正規の手続きでやろうとすると、

「概算払の支出命令書」という書類を作成します。

遅くても10日ぐらい前にはこの処理をしなければなりません。

しかも書類には、

  • なぜこの出張に行くのか?
  • 無料の駐車場は他になくてどうしてもここに停めないといけないのか
  • 何時間停めるのか
  • いくらかかるのか

などをたくさんのことを書く必要があります。

 

そして所属長などのしかるべき権限を

持った人の承認が下りれば、

「資金前渡(ぜんと)口座」という

所属単位で管理している通帳にお金が入ります。

 

この通帳は当然キャッシュカードなどないので、

銀行の窓口に行ってお金をおろす必要があります。

 

そして、現地で支払ったあとは

領収書をもらい精算します。

 

駐車料金の場合だと足りなくなると困る

(あとから追加で精算することができない)ので、

多めにお金をもらっておくことが多く、

おつりが出たら返金手続きです。

 

返金手続きは「精算」と「返金」の書類を作成します。

(返金がない場合は「精算」のみ)で、

返金については銀行窓口で処理できる

「納付書」を自ら印刷し、

銀行の窓口に行っておつりを納付するのです。

 

 

 

まとめ

  1. 緊急の仕事の場合、事前に購入伺いができないこともある
  2. 駐車場料金など、事前に場所や注車時間などを読むのが難しい場合もある
  3. 公務員が公金を扱うことについては厳重に管理されているが非効率な面もある

 

立替払いについて説明しましたが、

公務員の働き方を

非効率にしているように思えますよね。

 

実態としては、自腹で支払っている人もいて、

少額であってもそのあたりの負担は

なんとかしてあげられないものかと思います。

 

 

それでは、今回は以上となります。

ありがとうございました。

 

 

ハル(@harumizuki423

 

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

HARU/ストーリークリエイター

35歳、2児の父だけど公務員歴14年で退職してフリーランスに。著書『グッバイ公務員』を書籍化するためクラウドファンディングを行ったところ、38日間で115人から609,806円を支援してもらいSUCCESS!!/”安定を捨てての挑戦”を身をもって示します。職業:ストーリークリエイター