「いつでも辞められるスキル」を持ってから公務員になることをオススメします

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ハル
こんにちは、ストーリークリエイターのハル(@harumizuki423)です。あなたがもし、「社会を地域をよくしたい!」というやる気ある若者、もしくは社会人で、「公務員として働きたい」と思っているのであれば、5分間かけてこの記事を読んでもらいたいんです。

 

 

ハル
「お役所仕事」という言葉がありますね?ぼくは、「言葉」があるということは、それに伴う事実が存在していると思っています。融通のきかない「お役所仕事」はなぜ起こってしまうのか?元公務員のぼくが改めてここで考えてみました。

 

 

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そもそも政策を行う決裁権は誰が持っているか?

あなたが新入職員として役所に採用されたとしましょう。

部署は観光、地域振興です。

若いあなたは次々と企画が思い浮かぶでしょう。

 

「クラウドファンディングで呼びかければ、地域の中に住民が集まってプロジェクトを展開する拠点を作れるかも!」

「商店街のPRムービーを作ってYouTubeにアップしたらいいかも!」

 

しかし、お役所の中は、ピラミッド構造。

新入職員のあなたは企画書を起案し、係員に説明し始めます。

採用8年目30歳のAさんは、「え……と、クラウドファンディングってなんだっけ?」

 

あなた「クラウドファンディングは、インターネット上でお金の支援と仲間を募れるもので〜」

Aさん「そういうのがあるんだね、面白そうだね、まず係長に説明したら?」

 

その言葉を受け、40代の係長Bさんに企画書を説明しはじめます。

 

B係長「クラウドファンディングってなに?わかるように説明して!」

あなた「クラウドファンディングは、インターネット上でお金の支援と仲間を募れるもので〜」

 

B係長「ん〜……図とかにできない?課長に説明するためにも必要だし」

あなた「わかりました(なんでクラウドファンディングぐらい知らないんだよ…)」

 

 

 

Aさん「〇〇くん!その企画書よりも、この仕事の締め切りが近づいてるからこっち先にやって!」

あなた「わかりました」

 

 

帰宅後に企画書を作成し、次の日に係長へ説明。

B係長「こういうサービスがあるのね、知らなかったわ、あとここを直しといて(主に「てにをは」の修正)」

あなた「わかりました(もう…修正細かいなぁ)」

 

 

そして、ようやく課長Cさんに説明できる企画書が出来上がり。

B係長「あの、課長、、、お時間ありますか?」

C課長「なに?今急ぎの仕事があるから明日でいい?」

B係長「はい、わかりました」

 

 

そして、次の日

C課長「このクラウドファンディングについて、部長に説明しないとな、、、部長知らないと思うから、、、資料こことここをこう直しといて(レイアウトも含め大幅な変更)」

あなた「わかりました(また修正??B係長から直してって言われたところ直さなくて良かったじゃん!)」

 

 

***

こんな感じで進むのはまだ良い方です。

係長と課長または、課長と部長の仲が悪い場合はもっと時間がかかってしまいます。

 

組織で動いているので、係、課、部長、市長(知事)と順番に資料作成(修正)と説明をひたすら根気強く続けていくしかありません。「組織としてのGO!!」は、決裁権者である上司がハンコを押してくれて初めて動くことができます。

 

 

 

時流の流れを読めていて、前提教養がある上司なら「大当たり」で、そうでなければ「ハズレ」

今でこそ、SNS(Twitter、Facebook、Instagram)やYouTubeは一般的になりましたが、ぼくが役所の広報担当となった4年前、上司がSNSに対して抱いているイメージは次のようなものでした。

 

「Facebookって何?」

「Twitterって炎上するやつでしょ?」

 

 

当時の上司に「Facebook始めましょう!」と伝えていましたが、

 

「Facebook?なんやそれ?」

 

 

上司はスマホではなく、ガラケーでした。

もちろんFacebookはやっていません。

役所の広報担当の課長が時流を読めていなかったのです。

 

住民のみなさんからすると、住んでいる自治体によってSNSでまちの情報を得られるか、得られないかの格差が生じているわけですね。

 

 

 

議員などの外からの意見には案外弱い

その後も「Facebookページを作りましょう」と提案を続けましたが、

 

「これやって炎上したら誰が責任取るんや?ぼくなんや。だからやるかやらんかはぼくが決めるんや!話はもう終わりや!」

 

と言われ、進まない状況に。

慣習かはわかりませんが、部長には課のトップである課長から説明する必要があるとのこと。。。

ぼくがいきなり部長室に行って説明したらきっと怒り狂っていたと思いますが、それも人間関係上やりにくい。。。

 

 

そして月日が経ち。。。

ある議員の先生から、「SNSでドンドン情報を発信していくべきと考えるがどうか?」とついに質問が出たことにより、課長は「すぐに取りかかります」と返事し、ようやくFacebookページがオープン。

 

中から攻めていくより、外からのプレッシャーにめっちゃ弱いやんと感じた出来事でした。

 

 

 

みんな「いつでも辞められるスキル」を持っていないから議論ができない

「公務員って一度なると定年までは安泰だ」という風に思っている人も多いため、一度なると守りに入ってしまいます。

業界は狭いため、革命を起こそうと動くと変わり者扱いされたり、噂になりやすい。

職場に居づらくなることを恐れ、ホンネで議論することがなかなかしにくいのです。

 

ぼくは結局退職しましたが、あなたがもし社会や地域を良くしたいと心から思って公務員になりたいのであれば、なおさら「いつでも辞められるスキル」を持ってから公務員になることをオススメします。

 

そんなあなたを心から応援します。

TwitterのDMなど、いつでもください。

 

 

最後に

ハル
今日も読んでいただきありがとうございました。当時の課長が読んだら怒り狂うかもしれませんが、ホンネを書きました。「この記事ええな」って思ったら遠慮なくシェアをお願いします!

 

 

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関連サイト:note「グッバイ公務員」(電子版)

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

HARU/ストーリークリエイター

35歳、2児の父だけど公務員歴14年で退職してフリーランスに。著書『グッバイ公務員』を書籍化するためクラウドファンディングを行ったところ、38日間で115人から609,806円を支援してもらいSUCCESS!!/”安定を捨てての挑戦”を身をもって示します。職業:ストーリークリエイター